オウンドメディア外注のすべて|運用会社比較や費用相場を解説

「オウンドメディアを立ち上げたものの、運用が思うように進まない」
「オウンドメディアの外注を検討しているものの、どの業者を選べばいいかわからない」

このような悩みを抱えるオウンドメディアの運用担当者は少なくありません。

世の中に数多のマーケティング会社が存在する中で、最適な会社を選定することは非常に頭を悩ませますよね?

この記事では、オウンドメディアの外注先としておすすめの会社7選や外注の際の費用相場について解説します。

総合支援に強みを持つ会社から特定領域に強みを持つ会社まで、幅広く紹介するのできっとあなたの会社と相性のいい運用代行会社が見つかるはずです。

ぜひ最後までご覧になり、依頼先決定の判断材料としてお役立てください。

この記事でわかること
  • オウンドメディアおすすめの外注先7選
  • 3つの外注パターン(記事制作のみ・戦略設計のみ・運用代行まで一括)
  • オウンドメディア外注の費用相場
目次

オウンドメディアの外注先を選ぶ3つのポイント

オウンドメディア外注の効果を最大化させるには、外注先の選定が非常に大切です。

なぜなら、かかる費用や依頼できるサービスは運用代行会社によって大きく異なるからです。

ここでは、適切な外注先を見極める際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

必ず以下の3つのポイントを確認したうえで外注先の決定を行いましょう。

  1. 実績・制作事例
  2. 費用体系
  3. 対応範囲や得意領域

ポイント1:実績・制作事例

外注先を選定する際は、過去の実績や制作事例を必ず確認しましょう。

過去の実績や制作事例は、その会社のクオリティーや制作物の傾向を把握するための分かりやすい指標となるからです。

特に似たような業界や似たような課題を抱えるメディアが、いかにして成長していったのかに注目すると、外注を依頼した際に成果が出せるのかをより正確に見極めることができます。

運用代行会社を比較検討する際は、制作件数や有名メディアの制作実績だけでなく、支援の過程や質にも着目し、最適な外注先を選定しましょう。

ポイント2:費用体系

オウンドメディアの外注では、外注先によってかかるコストが大きく異なります。

ただ値段の低さだけで外注先を決定すると成果が伴わず、かえって損失を生むことに繋がりかねません。

だからこそ、価格だけでなく『支払った費用に対して、どれだけの対価が得られるか』を正しく見極めた上で外注先の選定を行う必要があります。

また、料金や追加料金の発生条件が明記されているかといった『透明性』も会社選びの重要な判断材料となります。

かかるコストや実施する戦略については、契約前の無料相談ですり合わせできる会社もあるので、積極的に活用し契約前後でギャップが生じないようなリスクヘッジを徹底的に行いましょう。

ポイント3:対応範囲や得意領域

外注先によって、対応可能な業務や強みとしている領域は大きく異なります。

したがって自社が何を外部に委託するのか、委託の目的を明確にしたうえで外注先の選定を行っていきましょう。

また、特定領域のオウンドメディア支援に強みを持つ運用代行会社も存在します。

特に、医療系や金融系など高い専門性が求められる業界では業界の背景や専門知識を持っていないとコンテンツが陳腐化し、成果に繋がらないことがあります。

そのため、業界の特性によっては業界特化型の運用代行会社を検討してみるのもおすすめです。

【ケース別】オウンドメディア外注の費用相場

ここでは、オウンドメディアでよくある以下3つの外注ケースに分けて、費用相場を解説していきます。

対応範囲費用相場
記事作成のみ5万円~8万円
戦略設計のみ30万~300万円
戦略設計から運用まで一括300万円~1000万円

こちらの費用はあくまでも目安であり、実際の費用は運用代行会社によって大きく異なります。

それぞれの対応範囲で具体的にどのような業務が委託できるかについては、ここから解説していきます。

ケース1:記事制作のみ

記事制作のみを依頼する場合の費用相場は、5万円から8万円です。

このケースでは、記事の企画・構成からライティング作業、入稿まで依頼することができます。

具体的な費用の内訳は以下の通りです。

業務内容料金相場
企画・構成競合記事調査、検索意図の分析、構成案など10,000円~
文章執筆構成案に基づいた原稿の作成5,000円~
イラスト作成オリジナルの図表やイラストの作成5000円/枚~
監修専門家に依頼し、ファクトチェック10,000円~
入稿CMSでの入力2000円

ただし、文字数や記事の専門性、画像挿入の数によっても価格は大きく変動します。

加えて、記事を上位表示させるためにどのキーワードで記事を書くべきか判断するキーワード選定や記事の効果測定などのディレクション業務が必要になります。

これらの作業はライティングとは別の専門業務となるため、場合によっては追加費用が発生することもあります。

ケース2:戦略設計のみ

戦略設計のみを委託する場合の費用相場は、30万円から300万円と会社によってさまざまです。

このケースでは、オウンドメディアの目的を運用代行会社と共にすり合わせ、目的に合わせた施策の考案やKPIの設計、ペルソナの明確化といった上流工程を依頼します。

その後の記事の作成やその後の運用等を自社で行うことになります。

またこの際、ドメインやサーバーの設定など、オウンドメディアの初期構築から依頼するか否かによっても料金が変動します。

ケース3:戦略設計から運用までの一括代行

このケースでは、戦略の設計から記事制作、データの解析、改善まですべてを外部に委託します。

この場合費用相場は、年間300万円から1000万円になります。

外注を依頼する会社によって料金が大きく異なるので、費用見積もりを比較・検討し、慎重に外注先を検討しましょう。

オウンドメディアの総合支援に強みを持つ運用代行会社

ここではオウンドメディア運用代行会社で、会社名の検索数が多い4社に弊社を加えた計5社を取り上げ、紹介していきます。

そのため、まずは認知度の高い会社や成果にコミットできる会社を中心に比較したい方にとって、参考となる内容になっているはずです。

1.株式会社PLAN-B

引用元:株式会社PLAN-B
会社名株式会社PLAN-B
公式サイトURLhttps://www.plan-b.co.jp/
主な取引先JTB、集英社など
実績コンテンツSEOの取り組みを開始し、​昨対比200%の自然検索流入を獲得
強みwebマーケティング全般
監修者として医師や弁護士等のアサインも可能

株式会社PLAN-Bは、SEOに留まらずWebマーケティング全般に強みを持つ事業歴18年以上の老舗企業です。

対応領域は、SEO・SNS運用・インフルエンサーマーケティングなど多岐に渡っています。

また、大手企業との取引実績も多数持つ他、その継続率は95.3%と高い満足度を誇っています。

2.ナイル株式会社

引用元:ナイル株式会社
会社名ナイル株式会社
公式サイトURLhttps://www.seohacks.net/
主な取引先Rakuten、三井住友銀行など
実績サイトへの自然検索流入数が前年比約6.2倍
強みSEO施策

ナイル株式会社は、SEO・コンテンツ制作・広告運用・UI/UXなどデジタル戦略を上流から一貫支援できる体制に強みを持っています。

これまで2000社以上の取引実績があり、BtoB・BtoC問わず幅広い業界のクライアントに対応可能です。

3.株式会社メンバーズ

引用元:株式会社メンバーズ
会社名株式会社メンバーズ
公式サイトURLhttps://www.members.co.jp/
主な取引先KDDI、みずほ銀行
実績オンラインチャネル改善による契約者数の向上
強みサービスデザイン・UX改善

株式会社メンバーズは、データ・ビジネス・テクノロジー・デザイン・マーケティングといった5つの領域を総合的にカバーしています。

クライアント企業に専任チームとして入り込み、伴走する『内製型支援』も行っているのが特徴です。

4.株式会社ルーシー(バズ部)

引用元:株式会社ルーシー
会社名株式会社ルーシー
公式サイトURLhttps://lucy.ne.jp/bazubu/
主な取引先Berlitz、神田外語学院など
実績自社メディア『バズ部』において4 か月で100万PV達成
強みSEO

株式会社ルーシーは、記事制作代行からコピーライティング、Webサイトの構築・運用までを担っています。

社風説明では、『ユーザーに届ける価値を徹底的に追求する』といった言葉が強調されており、ユーザーファーストのコンテンツ制作が伺えます。

5.株式会社X-knock

引用元:株式会社X-knock
会社名株式会社X-knock
公式サイトURLhttps://x-knock.com/
主な取引先INSPIRE VIP CASINO CLUB、東京セキスイファミエス
実績『韓国カジノ』でSEO1位、売上4倍
強みWebマーケティング全般

株式会社X-knockは、SEO・コンテンツ制作・広告運用・UI/UX・動画撮影・動画編集など幅広い領域をカバーしています。

目に見える数字だけでなく、数字の奥に隠れた『本当の課題』を見つけ出し、即座にアクションを行う、スピード感と成果へのコミットが特徴です。

特定領域に強みを持つ運用代行会社

ここでは、特定の領域に強みを持つ運用代行会社を2社取り上げ、紹介します。

総合支援型の会社ではカバーしきれない業務や、特定分野での強みを持つ運用代行会社は、あなたの会社や業界のニーズによりマッチする可能性があります。

株式会社ライトアップ

引用元:株式会社ライトアップ
会社名株式会社ライトアップ
公式サイトURLhttps://www.biz4.jp/
主な取引先三井不動産レジデンスリース、大健工業
実績開封率10%を超えたら成功と言われるBtoBメールで、平均20%を維持。
強みメルマガ運用、コンテンツ制作

株式会社ライトアップは、創業以来コンテンツ制作を主軸にしており、コンテンツの企画・制作を主軸としています。

社内ディレクターと外部の専門家が連携するため、例えば薬事や法律、FPなどの専門性の高いwebコンテンツ制作も可能です。

また、メールマーケティング支援に強みを持っている点が最大の特徴です。

サイトエンジン株式会社

引用元:サイトエンジン株式会社
会社名サイトエンジン株式会社
公式サイトURLhttps://www.siteengine.co.jp/
主な取引先パソナ、エッジテクノロジー
実績Facebook向け英語記事でエンゲージメント増加
強み海外ユーザー向けのコンテンツ制作

サイトエンジン株式会社は、戦略設計からコンテンツ制作・運用・改善までをカバーしています。

海外ユーザー向けのコンテンツ制作に強みを持っている点が特徴で、海外向けにコンテンツを届けたい方におすすめです。

オウンドメディア外注のメリット・デメリット

ここでは、オウンドメディアの外注を迷っているあなたに向けて、外注のメリット・デメリットを紹介します。

オウンドメディアの外注を行うか、行わないかの判断材料としてご活用ください。

メリット・社内リソースの逼迫を防げる
・高品質なコンテンツの継続的な更新
デメリット・コスト負担
・社内ノウハウが蓄積しにくい

まとめ

本記事では、オウンドメディアの運用代行会社7社や外注の費用相場について解説しました。

オウンドメディアの運用代行会社は数多く存在するので、ひとつひとつの会社を調べていくのには大きな労力がかかります。

しかし、会社の命運を左右するオウンドメディアですから、外注先は慎重に選定したいですよね。

まずは、本日紹介した7社のなかから気になる運用代行会社をピックアップし、無料相談に申し込んでみましょう。

信頼できる外注先の選定に成功し、あなたのオウンドメディアがさらなる飛躍を遂げることを願っています。

遠藤 惇
代表取締役
当メディアは株式会社X-knockが運営するオウンドメディアになります。

「成長の可能性に灯火を」をミッションに日々マーケティングの基礎知識から実践的な応用まで網羅的に解説しています。

株式会社X-knockは、HP,LP制作,SEO対策,広告運用などのWebマーケティングをプロフェッショナルが集まる集団です。

成果から逆算したマーケティング施策を愚直に打ち続ける会社です。
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