works 制作事例

SEO対策エンタメ・娯楽オウンドメディア

ボードゲームに関するエンタメメディアの構築

成果
1年で5万UUの獲得|ボードゲームメディア
業種
エンタメ・娯楽
種別
オウンドメディア

BOARD GAMER メディア

BOARD GAMER メディア

支援内容

「BOARD GAMER|ボードゲームを、遊び尽くせ。」は、マーダーミステリーとTRPGを中心に扱う、当社が自ら企画・構築・運営しているオウンドメディアです。近年急速に遊び手が増えている一方で、「何人で、どのくらいの時間で、いくらで遊べるのか」がまとまった形で分からない——そんな情報の空白がある領域でした。当社はこの領域を、検索から遊ぶまでを一本でつなぐメディアとして立ち上げ、マーダーミステリー、TRPG、店舗紹介という3つのカテゴリで記事を積み上げてきました。クライアントワークで培ったSEOの型を自社で検証する場であり、当社の考えるコンテンツSEOをそのまま形にした実装例でもあります。

  • SEOメディア戦略: 収益化の仕組みから逆算し、獲得すべき検索意図とキーワード群、メディア全体の構造を設計
  • 企画構成: カテゴリ・記事タイプ・回遊導線を含む、メディア全体の設計と各記事の構成づくり
  • オウンドメディア構築: ドメイン取得からサイト構築、記事テンプレートと分類設計までの立ち上げ一式
  • 記事執筆: 比較表と条件整理を核とした、読者が最後の一本を決められる記事の執筆

支援のポイント

1. 「知りたい人」ではなく「もう遊ぶと決めた人」から接点をつくるSEO戦略

アフィリエイトで収益化するメディアは、集める人を間違えると記事がいくらあっても回収できません。

行動直前の検索意図を起点に据える: マーダーミステリーやTRPGの検索には、「そもそも何なのか」を知りたい段階と、「今週末に3人で集まるから遊べる作品を選びたい」という段階があります。前者だけを集めても、読み終えた時点で行動は起きません。そこで軸に据えたのは後者、つまり遊ぶ相手も日程も決まっていて、あとは作品を決めるだけという段階の検索です。人数、所要時間、費用、オンラインかオフラインか。条件が具体的であるほど検索する言葉も具体的になり、記事がそのまま意思決定の材料になります。この層を起点にすることで、記事を読む行為と作品を選ぶ行為を地続きにしました。

条件の掛け合わせで領域を面として押さえる: 2人・3人・5人といった人数軸、短時間で遊べるかという時間軸、無料か有料かという費用軸、オンラインかオフラインかという環境軸、初心者向けかどうかという難易度軸。これらは単独では小さな検索需要ですが、掛け合わせることで無数の入り口が生まれます。単発の記事を積むのではなく、条件の組み合わせごとに受け皿を用意し、どの条件で検索されても必ずどこかに着地する状態をつくること。大手メディアが手を出しにくいニッチな領域だからこそ、面で押さえきる方針を採りました。

2. 立ち上げの段階で、記事の型と回遊の道筋まで決め切る

メディアは記事を書き始めてから設計を変えると、それまでの蓄積がそのまま負債になります。

カテゴリと記事タイプを先に定義する: 構築時に決めたのは、マーダーミステリー、TRPG、店舗紹介という3つのカテゴリと、そこに乗せる記事タイプの使い分けです。条件別に作品を絞り込む「まとめ記事」、用語や違いを解説する「基礎・比較記事」、実際に遊べる場所を紹介する「店舗・サービス紹介記事」。読者は基礎記事で理解し、まとめ記事で候補を絞り、店舗記事で遊ぶ場所を決めます。この三層をあらかじめ定義したうえで、条件軸をタグとして横断的に持たせ、カテゴリでは縦に、タグでは横に記事をたどれる分類設計としました。

ハブページと内部リンクで回遊させる: 加えて、人数別・時間別・作者別・難易度別という切り口で作品を探せるハブページを設け、条件から入ってきた読者が他の条件へ移りやすい構造をつくりました。各記事の本文からも関連する記事へ自然につながるよう内部リンクを張り、一本読んで終わりにさせない導線を通しています。記事単体で完結させず、メディア全体で読者の検討を前に進める。これは公開後に記事が増えるほど効いてくる設計であり、だからこそ立ち上げの時点で決め切ることにこだわりました。

3. 「読んで終わり」にせず、最後の一本を決めきれる記事を書く

このテーマは競合が多く、作品を並べただけの記事はすでに大量に存在します。

比較表で選ぶ基準を可視化する: 各記事では、まず候補となる作品を一覧表にまとめ、プレイ時間、進行役(GM)の要否、難易度といった判断軸を横並びで比較できるようにしています。そのうえで作品ごとに詳細な項目表を置き、必要な使用ツールまで示しました。読者が本当に知りたいのは作品の魅力ではなく、「自分たちの人数と時間と環境で、これが成立するのか」です。文章で長く語る前に、成立するかどうかを表で即座に判断できる状態をつくることを、記事構成の基本形として全記事で統一しました。

無料と有料を切り分け、初めての人が踏み出せるようにする: まとめ記事は「無料版」と「有料版」を明確に分けて構成しています。初めて遊ぶ人にとって、いきなり有料の作品を買う判断は重いものです。まず無料で試せる選択肢を提示し、そのうえで有料版の価値を並べることで、読者は自分の段階に合った選び方ができます。記事内で商品を紹介する箇所には広告である旨の表記を全記事に入れ、収益化と読者の信頼を両立させることを前提としました。読者に選んでもらうために書く。それが結果として収益にもつながるという順番を、最後まで崩さないことを重視しています。

支援の成果

BOARD GAMERでは、「作品を紹介するサイト」ではなく「遊ぶ相手と日程が決まった人が、最後の一本を決められるサイト」を設計しました。人数・時間・費用・環境・難易度という条件の掛け合わせで検索接点を面として押さえ、カテゴリとタグ、ハブページと内部リンクで読者を回遊させ、比較表を核とした記事構成で判断まで運ぶ。マーダーミステリー、TRPG、店舗紹介の3カテゴリにわたる記事群は、この設計をそのまま形にしたものです。クライアントワークで用いているコンテンツSEOの型を、自社の資産として自ら実装し検証すること。それが当社にとってのBOARD GAMERの位置づけであり、隠れた価値を必要とする人に届けるという当社の考え方を、遊びの領域で実践した取り組みでもあります。


サイトURL: https://board-gamer.com/