検索から問い合わせが来る会社と、来ない会社の差が開いています。SEO対策という言葉は知っていても、何をするのかまでは説明されない状況。
Web専任のいない会社にとっては、業者の説明を聞いても判断のしようがありません。
「また業者にお金だけ払うことになりたくない」
「そもそもSEO対策って、何をすることなの?」
「うちみたいな会社でも、何かできることはある?」
とあなたは、手が止まっていませんか?
広告費をかけずに問い合わせを増やしたい会社は増えています。ただし専任の担当がいない場合、何から手をつけるかを自分で決めるのは簡単ではありません。X-knockにも、過去にSEOを外注して成果がわからないまま終わったという相談が届きます。
そこで今回は、Google検索が順位を決める仕組みと、最初にやる5つの手順を解説します。あわせて内部施策・外部施策の中身と、費用の考え方も紹介します。
専門用語には説明を添えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
- SEO対策で何ができて、何ができないのかがわかる
- Googleが順位を決める仕組みと、E-E-A-Tの4つの観点がわかる
- 最初にやる5つの手順が決まり、今週から着手できる
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
SEO対策とは

SEO対策とは、検索結果で自社サイトを見つけてもらいやすくする取り組みです。 サイトの中身と構造を整えることで、Googleからの評価を高めます。
SEOは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では検索エンジン最適化と呼びます。広告のように掲載料を払って表示させるのではなく、検索エンジンからの評価を高めて表示順位を上げる考え方です。
ただし、できることとできないことがはっきり分かれます。ここを最初に押さえておくと、業者の提案を聞くときの物差しになります。
最新のLLMOやAIO対策について知りたい方は以下の記事をご覧下さい。成功事例とともにLLMOを紹介しています。

SEO対策でできること

SEO対策でできるのは、次の3つです。
- 検索で見つけてもらえる機会を増やす — 自社名を知らない人との接点が生まれます
- 問い合わせにつながる人を集める — 買う気のある検索語で上位に出れば、商談の質が上がります
- 広告を止めても流入が残る状態を作る — 積み上げた分がサイトに残ります
とくに3つ目が、広告との大きな違いです。広告は出稿を止めた瞬間に流入がゼロに戻りますが、SEOで積み上げたページは残ります。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
SEO対策でできないこと

一方で、SEO対策にできないことも3つあります。
- 順位の保証 — Googleのアルゴリズムは非公開で、更新もされます。誰も保証できません
- すぐに結果を出すこと — 早くて1〜2ヶ月、テーマによっては半年以上かかります
- 需要そのものを作ること — 検索されていない言葉では、上位に出ても人は来ません
3つ目は見落とされがちです。自社の商品名で検索する人がいない段階では、SEO対策よりも先にやることがあります。
「順位を保証します」と言う業者がいた場合、この3つのどれかを曲げて説明している可能性があります。
Google検索が順位を決める仕組み

Googleは、
- ①サイトを見つける(クローリング)
- ②内容を記録(インデックス)
- ③検索のたびに順位を決める(ランキング)
という3段階で動いています。
この流れを知っておくと、後で出てくる施策が「なぜ効くのか」がわかります。逆にここを飛ばすと、作業の意味がわからないまま手を動かすことになります。
サイトを見つける(クローリング)
Googleは「クローラー」と呼ばれるプログラムを使い、インターネット上のページを自動で巡回しています。この巡回作業をクローリングと呼びます。
内容を記録(インデックス)
クロールされたページは、内容を読み取られてインデックス(Googleのデータベース)に登録されます。図書館でいえば、本を棚に並べて目録を作る作業にあたります。
インデックスに登録されていないページは、どれだけ良い内容でも検索結果に出ません。 順位を気にする前に、まず登録されているかを確かめる必要があります。
順位を決める(ランキング)
検索されるたびに、Googleはインデックスの中から関連するページを探し、順番を決めて表示します。
順位を決めることをランキングと呼びます。
Googleは順位を決める要素として、検索語との関連性、ページの内容の質、使いやすさなどを挙げています。ただし、それぞれの重みづけは公開されていません。
ここで押さえておきたいのは、順位が「絶対的なもの」ではない点です。同じ検索語でも、検索する人の場所や使っている端末によって結果は変わります。自社のパソコンで見た順位が、すべての人に見えている順位とは限りません。
アルゴリズム更新との付き合い方
Googleは順位を決める仕組み(アルゴリズム)を年に何度も更新します。大きな更新があると、順位が数十位単位で動くこともあります。
更新のたびに小手先の対応を追いかけると、時間だけが消えます。X-knockでは、更新があっても方針を変えず、検索する人にとって役立つ内容かどうかだけを基準に判断しています。
Google自身も、検索順位のためだけの小細工ではなく、利用者に向けたコンテンツを作るよう案内しています。手順を追いかけるより、この原則に沿うほうが結果として安定します。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
SEO対策と広告の3つの違い

SEO対策と広告の違いは、費用の発生のしかた・効果が出るまでの時間・やめたあとに残るものの3点です。
どちらが優れているという話ではありません。性質が違うため、使い分けの判断材料として押さえておいてください。
▼ SEO対策とリスティング広告の違い
| 比較軸 | SEO対策 | リスティング広告 |
|---|---|---|
| 費用の発生 | 制作・改善にかかる(表示は無料) | クリックごとに発生する |
| 効果が出るまで | 1ヶ月〜半年以上 | 出稿した当日 |
| やめたあと | ページは残り、流入も残る | 流入はゼロに戻る |
費用の発生のしかた
広告は、クリックされるたびに費用がかかります。月10万円の予算なら、10万円分クリックされた時点で表示が止まります。
SEO対策は、検索結果に表示されること自体に費用がかかりません。かかるのは、記事を作る費用とサイトを直す費用です。表示回数が増えても、追加の費用は発生しません。
ただし「無料でできる」という意味ではありません。自分でやる場合は時間がかかり、外注すれば費用がかかります。
効果が出るまでの時間
広告は出稿したその日から表示されます。急いで問い合わせが欲しい場合、SEO対策では間に合いません。
SEO対策は、早いもので1〜2ヶ月、新しく作った記事なら3〜6ヶ月が目安です。この時間差が、社内で「成果が出ていない」と判断される原因になります。
始める前に、経営層や社内の関係者と期間の合意を取っておいてください。半年は見る、と先に決めておくだけで、途中の打ち切りを防げます。
やめたあとに残るもの
広告は、出稿を止めた翌日には流入がゼロになります。払い続けている間だけ効く仕組みです。
SEO対策で作ったページは、手を止めても検索結果に残ります。もちろん競合が新しい記事を出せば順位は下がりますが、ゼロに戻ることはありません。
この違いから、X-knockでは「急ぎの案件は広告、中長期の集客はSEO」という組み合わせをおすすめしています。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
中小企業がSEO対策をやる3つの理由

従業員数が少ない会社ほど、SEO対策の効果は相対的に大きくなります。 理由は3つです。
- 広告費の負担が減る
- 比較検討の段階で見つけてもらえる
- 積み上げた分が残る
広告費の負担が減る
広告は、資金力のある会社が有利になります。同じキーワードを取り合えば、予算の大きいほうが表示されます。
SEO対策は、この構図が変わります。予算ではなく、内容の質と関連性で評価されるためです。従業員20名の会社が、上場企業より上に表示されることは実際に起こります。
とくに「地域名+業種」「業種+加工方法」のような細かい検索語では、大手が力を入れていない領域が残っています。
比較検討の段階で見つけてもらえる
展示会や紹介で出会えるのは、すでに接点のある相手です。検索は、そこに含まれない層との接点を作ります。
たとえば「アルミ 切削加工 小ロット」と検索する人は、発注先を探している最中です。この段階で見つけてもらえれば、相見積もりの候補に入ります。
自社を知らない人が、必要になった瞬間に自社を見つける。これが検索経由の集客の形です。
積み上げた分が残る
中小企業にとって、専門人材の採用は簡単ではありません。中小企業庁の調査でも、不足している職種として専門的・技術的職業を挙げた企業が26.0%と最も多くなっています。
出典:中小企業庁「2026年版 中小企業白書」(2026年4月公表)
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2026/chusho/index.html
人を増やせない前提で考えると、一度作れば残る資産型の施策の価値が上がります。 記事を1本書けば、その1本は数年にわたって検索され続けます。
毎月人手をかけ続ける施策とは、積み上がり方が違います。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
Googleが示すE-E-A-Tの4つの観点

E-E-A-T(イーイーエーティー)とは、Googleがコンテンツの品質を判断するときの4つの観点です。
・Experience(経験): 実際に製品を使用した、その場所を訪問したなど、実体験や生の声がコンテンツに含まれているか。
・Expertise(専門性): トピックに関して十分な知識やスキル、資格などを有しているか。
・Authoritativeness(権威性): 業界内や第三者から、その分野の第一人者として認知・評価されているか。
・Trustworthiness(信頼性): 運営者情報の明示や正確な情報提供など、サイト全体が信頼に足る内容か(最も重要な土台)。
経験・専門性・権威性・信頼性の頭文字を取っています。
これはGoogleが公開している「検索品質評価ガイドライン」に記載されている考え方です。検索結果の品質を人が評価するときの基準として使われています。
出典:Google「検索品質評価ガイドライン(Search Quality Rater Guidelines)」(2026年時点の最新版)
https://developers.google.com/search/blog/2022/12/google-raters-guidelines-e-e-a-t
E-E-A-Tは順位を決める直接の要素ではありません。 ただし、Googleが良いコンテンツをどう考えているかが読み取れます。記事を作るときの基準として使えます。
Experience(経験)
実際にやった人が書いているかという観点です。Experienceの頭文字にあたります。
調べて書いた記事と、自分でやって書いた記事は、読めば違いがわかります。製造業なら、実際の加工現場の写真や、失敗した事例がこれにあたります。
中小企業にとって、ここは最も強みを出しやすい観点です。現場を持っている会社にしか書けない内容があります。
Expertise(専門性)
そのテーマについて詳しいかという観点です。Expertiseの頭文字です。
幅広く浅く扱うより、扱う範囲を絞って深く書くほうが専門性は伝わります。 アルミ加工が主力なら、アルミに絞った情報を積み上げるほうが評価されやすくなります。
資格や技術認定を持っている場合は、サイト内に明記してください。
Authoritativeness(権威性)
その分野で認められているかという観点です。Authoritativenessの頭文字です。
業界団体への所属、受賞歴、取引先からの紹介、専門メディアへの掲載などが該当します。自分で名乗るのではなく、第三者から言及されている状態が権威性です。
すぐに作れるものではありません。日々の活動を記録して、サイトに載せるところから始めてください。
Trustworthiness(信頼性)
情報が正確で、運営者がはっきりしているかという観点です。Trustworthinessの頭文字で、4つの中で最も重視されます。
具体的には、会社概要ページの充実、所在地と電話番号の明記、執筆者の名前、情報の更新日などです。匿名で運営されているサイトは、この観点で評価されません。
会社概要ページを整えるだけで改善できる部分があります。今すぐ手をつけられる項目です。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
最初にやる5つの手順

最初の1ヶ月でやることは5つです。 週1〜2時間しか取れない前提で、順番に並べました。
- ①現在地を測る
- ②キーワードを決める
- ③既存ページを直す
- ④記事を1本書く
- ⑤順位を記録する
上から順に進めてください。順番を飛ばすと、次の判断ができなくなります。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
現在地を測る
まず、自社サイトが今どう見えているかを確認します。
やることは2つです。ひとつは、Google Search Console(サーチコンソール)の導入確認です。制作会社に聞き、入っていなければ設定してもらってください。
無料で使えるツールで、どんな検索語で自社サイトが表示されているかがわかります。
もうひとつは、自社名ではない検索語で実際に検索してみることです。「地域名+業種」で調べて、自社が何位に出るかを記録してください。この記録が、3ヶ月後の比較対象になります。
キーワードを決める
次に、どの検索語で見つけてもらいたいかを決めます。
検索数の多い言葉から狙うと、たいてい失敗します。 大手が押さえている領域で、上位に入るまでに年単位の時間がかかるためです。
X-knockでは、月間検索数が100未満の細かいキーワードから着手することがあります。数は少なくても、そこで検索する人は発注に近い段階にいるためです。
既存ページを直す
新しい記事を書く前に、今あるページを直します。新規作成より、既存ページの改善のほうが早く結果が出ます。
直す順番は、会社概要ページ、サービス紹介ページ、事例ページです。決めたキーワードが自然に入っているか、内容が5年前のままになっていないかを確認してください。
古い電話番号や、終了したサービスの記載が残っているケースは珍しくありません。
記事を1本書く
ここまで来たら、記事を1本だけ書きます。いきなり10本書こうとしないでください。
テーマは、お客様から実際によく聞かれる質問がおすすめです。「よく聞かれる」ということは、検索されている可能性が高いということです。
1本目は、質を上げることより最後まで書き切ることを優先してください。書いてみて初めて、必要な時間の感覚がつかめます。
順位を記録する
最後に、記録の習慣を作ります。月に1回、決めたキーワードの順位と、Search Consoleの表示回数を記録してください。
記録がないと、施策が効いたかどうかを判断できません。 3ヶ月後に「なんとなく変わらない」で終わる原因は、ここにあります。
記録はExcelでもメモでも構いません。続けられる形にしてください。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
内部施策でやる4つのこと

内部施策とは、自社サイトの中を直す作業です。 自分の手で完結するため、週1〜2時間でも進められます。
- ①タイトルと見出しを整える
- ②内部リンクをつなぐ
- ③スマートフォン表示を直す
- ④検索エンジンに知らせる
タイトルと見出しを整える
ページのタイトルは、検索結果に表示される見出しです。ここを直すだけで、クリック率が変わります。
タイトルには、狙うキーワードをなるべく前のほうに入れてください。全角32文字を超えると、検索結果で後ろが省略されます。
本文中の見出しも同じ考え方です。見出しだけを読んで内容がわかる状態にしてください。
内部リンクをつなぐ
サイト内のページ同士を、関連する箇所でリンクさせる作業です。
内部リンクには2つの役割があります。ひとつは、読者が次に読むページへ移動しやすくすること。もうひとつは、Googleのクローラーがサイト内を巡回しやすくすることです。
リンクの文言は「こちら」ではなく、リンク先の内容がわかる言葉にしてください。
「アルミ切削加工の事例はこちら」ではなく「アルミ切削加工の事例」とします。
スマートフォン表示を直す
Googleは、スマートフォンで表示したときの内容を基準に評価します。パソコンで整っていても、スマートフォンで崩れていれば評価は下がります。
確認する方法は簡単です。自分のスマートフォンで自社サイトを開いてください。文字が小さすぎないか、横スクロールが起きないか、電話番号がタップできるかを見ます。
5年前に作ったサイトでは、ここが崩れているケースが多くあります。
検索エンジンに知らせる
最後は、Googleに「このページがあります」と伝える作業です。
Search Consoleには、特定のページをクロールしてもらうよう依頼する機能があります。新しい記事を公開したときや、既存ページを大きく直したときに使ってください。
あわせて、サイトマップ(サイト内のページ一覧を記したファイル)が登録されているかも確認します。ここは制作会社に依頼すれば設定してもらえます。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
外部施策でやる3つのこと

外部施策とは、自社サイトの外で評価を高める取り組みです。 内部施策と違い、自分だけでは完結しません。
時間はかかりますが、中小企業が積み上げやすい領域でもあります。3つに絞って説明します。
- ①自社情報を各所にそろえる
- ②紹介されるきっかけを作る
- ③指名検索を増やす
自社情報を各所にそろえる
会社名・住所・電話番号を、複数の場所で統一します。
具体的には、Googleビジネスプロフィール、業界団体の会員名簿、取引先サイトの協力会社一覧、各種ポータルサイトです。表記がバラバラだと、同じ会社だと認識されにくくなります。
「株式会社」と「(株)」の違いや、住所のビル名の有無まで揃えてください。地味ですが、今週できる作業です。
紹介されるきっかけを作る
他のサイトから自社サイトへリンクされることを、被リンクと呼びます。被リンクは、第三者からの推薦としてGoogleに評価されます。
ただし、リンクを買うことはGoogleのガイドラインに違反します。 一時的に順位が上がっても、後で評価を失うリスクがあります。
出典:Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」(2026年時点)
https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies
現実的な方法は、紹介される材料を作ることです。技術的な取り組みを記事にする、地域の活動に参加する、業界メディアの取材に応じる。この積み重ねが自然なリンクにつながります。
指名検索を増やす
自社名で検索されること自体が、評価につながります。展示会や紹介で出会った人が、後から社名で検索する。この流れを作ることが外部施策になります。
名刺、パンフレット、展示会のブース、見積書。どこにでも自社サイトのURLを載せてください。
すでに強みを持っている接点を、検索につなげる作業です。新しいことを始める必要はありません。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
SEO対策でよくある3つの失敗

SEO対策がうまくいかない理由は、3つに絞られます。 X-knockに届く相談も、ほとんどがこのどれかです。
- ①順位だけを見る
- ②記事を増やし続ける
- ③3ヶ月で打ち切る
先に知っておけば避けられます。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
順位だけを見る
最も多い失敗です。順位が上がったかどうかだけを見て、問い合わせが増えたかを見ていません。
順位が上がっても、検索する人が発注を考えていない言葉なら、問い合わせにはつながりません。逆に、順位が20位でも問い合わせが来る言葉もあります。
見るべき数字は、順位・表示回数・クリック数・問い合わせ数の4つです。順位だけを報告するレポートを受け取っている場合は、残り3つも出してもらってください。
記事を増やし続ける
2つ目は、本数を増やすことが目的になってしまう失敗です。
記事を10本書いても、どれも中途半端なら評価されません。それより、1本を徹底的に直すほうが結果につながります。
公開した記事は、3ヶ月後に必ず見直してください。表示回数はあるのにクリックされていない記事は、タイトルを直すだけで変わります。
3ヶ月で打ち切る
3つ目は、時間の問題です。SEO対策は結果が出るまでに時間がかかるため、3ヶ月では判断できません。
社内で「3ヶ月で成果を出す」と約束してしまうと、施策が育つ前に止まります。これは業者の問題ではなく、始め方の問題です。
始める前に、半年は続ける前提で社内の合意を取ってください。3ヶ月時点では「順位と表示回数が動いたか」だけを確認する、と決めておくと進めやすくなります。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
効果測定に使う3つのツール

必要なツールは3つだけです。 うち2つは無料で使えます。
高機能な有料ツールは、社内に専任者を置いてから検討すれば十分です。
▼ 効果測定に使う3つのツール
| ツール | 費用 | わかること |
|---|---|---|
| Google Search Console | 無料 | 検索での表示回数・クリック数・順位 |
| Googleアナリティクス | 無料 | サイトに来た人の行動・問い合わせ数 |
| 順位チェックツール | 月数千円〜 | 指定キーワードの順位の推移 |
Search Console
検索結果での自社サイトの見え方がわかるツールです。SEO対策を始めるなら、最初に入れるべきツールがこれです。
どんな検索語で表示されたか、何回クリックされたか、平均で何位に出ているかが確認できます。インデックスに登録されているかどうかも、ここで確認できます。
設定にはサイトの所有権確認が必要です。自分でできない場合は、制作会社に依頼してください。
GoogleSearch Console公式サイト:https://search.google.com/search-console
Googleアナリティクス
サイトに来た人が何をしたかがわかるツールです。どのページを見て、どこで離脱し、問い合わせに至ったかを追えます。
Search Consoleが「来る前」を見るツールなら、アナリティクスは「来た後」を見るツールです。 2つを組み合わせて初めて、施策の効果が判断できます。
最初はページ別の閲覧数と、問い合わせページへの到達数だけ見れば十分です。
Google Analytics公式サイト:https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics
順位チェックツール
指定したキーワードの順位を、毎日自動で記録するツールです。月数千円から利用できます。
Search Consoleでも平均順位はわかります。ただし特定のキーワードを日々追うなら、専用ツールのほうが確実です。
導入は必須ではありません。狙うキーワードが5個以下なら、月1回手動で検索して記録するだけでも足ります。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
SEO対策によって成果が出た4つの成功事例

| 事例 | 主な施策 | 成果 |
|---|---|---|
| オウンドメディア | ・記事冒頭の見直し ・社内で蓄積したデータの活用 | ・主要8クエリ中5クエリが1ページ目へ |
| 地域密着外壁塗装メディア | ・施工事例ページの記載項目を再設計 | ・「地域名+外壁塗装」で1位を獲得 |
| 太陽光発電メディア | ・制度情報を出典付きの表に整理/自社データの公開 | ・検討段階のクエリで月280セッション増 |
| エンタメメディア | ・速報への追随を減らし独自記事へ再配分 | ・生成AIの回答に自社記事が引用 |
事例1|オウンドメディア
課題: 主要記事の検索順位が10〜20位で頭打ちになり、セッション数が前年比で約2割減少していました。記事の本数は月2本のペースで積み上げていたものの、問い合わせにはつながりません。1記事あたりの内容が浅く、検索する人の疑問に答え切れていない状態でした。
施策: 記事冒頭の構成を全面的に見直し、結論と定義を60〜80字で先に置く形に統一。あわせて、社内に蓄積していた導入データを表形式で追加しました。技術面では、サービス概要ページを一次情報として整え、会社名・サービス名の表記を全チャネルで統一しています。
成果: 約3か月後、主要8クエリのうち5クエリが検索結果の1ページ目に入りました。指名検索数は月間120件から310件へ増加し、セッション数の減少も下げ止まっています。
事例2|地域密着外壁塗装メディア
課題: 「地域名+外壁塗装」の検索で2ページ目から上がらない状態が続いていました。施工事例のページは100件以上あるものの、検索からの流入はほとんどありません。写真と一言のコメントだけで、検索する人が知りたい情報が載っていませんでした。
施策: 施工事例ページの記載項目を作り直し、施工エリア・工法・使用塗料・費用・工期を項目ごとに整理。数値と固有名詞がそろった形にしました。地域特有の気候条件と塗料選定の関係も解説として追加しています。あわせて、第三者メディアや自治体系サイトでの言及を増やす広報活動を並行しました。
成果: 約4か月後、「地域名+外壁塗装」で1位を獲得しました。施工事例ページ経由の問い合わせは、それまでの月0〜1件から月6件へ増えています。
事例3|太陽光発電メディア
課題: 「太陽光発電は元が取れるのか」といった検討段階のキーワードで、大手の電力比較サイトに埋もれていました。自社には設置実績のデータが蓄積されていたものの、記事内では文章のなかに埋もれた状態です。制度情報の更新も止まっており、古い買取価格が残っていました。
施策: 補助金制度や買取価格などを、出典付きの表に整理し直しました。各表には更新日を明記し、情報の鮮度が判断できる形にしています。さらに、自社の設置実績から地域別・屋根形状別の発電量データを集計して公開しています。他社が持たない一次データを表として提示した点が転換点になりました。
成果: 約5か月後、検討段階の主要クエリで順位が上がり、月280セッションの流入増につながりました。なお太陽光発電は費用や制度に関わる分野のため、断定を避けて前提条件を必ず明記する方針に統一しています。
事例4|エンタメメディア
課題: 速報記事の本数で競合と勝負していましたが、検索結果の上位を占めるのは公式発表や大手報道でした。速報を追う限り、後発の自社が上位に入る余地はほとんどありません。記事数は多いのに、1記事あたりの滞在時間が短い状態が続いていました。
施策: 速報への追随を減らし、イベントの背景解説、現地の写真、独自集計のデータ記事へリソースを再配分。月次の独自ランキングも定期公開しました。執筆者プロフィールと取材の経緯を各記事に明記し、誰がどのように書いた情報なのかを明確にしています。
成果: 約6か月後、作品名を含む考察系のクエリで上位に入るようになりました。全体のPVは横ばいながら、指名検索数は約1.4倍に増加。1セッションあたりの閲覧ページ数も1.8ページから2.3ページへ改善しています。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
費用の考え方
SEO対策の費用は、「誰が手を動かすか」で決まります。 表示されること自体には費用がかかりません。
金額の幅が大きく見えるのは、依頼する範囲が会社ごとに違うためです。まず何にお金がかかるのかを整理してください。
何にお金がかかるのか
費用が発生するのは、次の4つです。
- 現状分析と戦略設計 — サイト診断、競合調査、キーワード設計
- 記事の制作 — 構成作成、執筆、編集
- サイトの改修 — 内部リンクの調整、表示速度の改善、システムの変更
- 効果測定とレポート — 順位の記録、月次の報告、改善提案
このうち1と4だけを請け負う契約が、SEOコンサルティングと呼ばれるものです。 2と3は別費用になることが多く、ここを確認せずに契約すると「提案だけで終わった」という結果になります。
見積もりを受け取ったら、「この金額に含まれない作業は何ですか」と聞いてください。
自分でやる場合と外注する場合の差
自分でやる場合、かかるのは時間です。記事1本に必要な時間は、慣れないうちで5〜8時間が目安になります。
月2本書くなら、月10〜16時間です。週1〜2時間しか取れない状況では、月1本が現実的な上限になります。
外注すると時間は買えますが、社内に知見が残りません。X-knockでは、戦略と判断は社内に置き、記事の制作だけを外に出す形をおすすめしています。この形なら、続けるほど社内が強くなります。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
よくある質問
- Q1. SEO対策の効果はいつから出ますか?
-
既存ページの修正なら1〜2ヶ月、新しく書いた記事なら3〜6ヶ月が目安です。新しく立ち上げたサイトや、競合の多いテーマではさらに時間がかかります。3ヶ月時点では順位と表示回数の動きだけを確認し、問い合わせ数の評価は半年以降にしてください。
- Q2. 自分でやるのと外注するのは、どちらがいいですか?
-
社内で月20時間以上確保できるなら、自分で進めるほうが知見が残ります。確保できない場合は、戦略を社内に置き、記事の制作だけを外注する形が現実的です。すべてを丸投げすると、契約が終わった時点で何も残りません。
- Q3. 記事は何本書けばいいですか?
-
本数に決まった正解はありません。10本書いて中途半端になるより、3本を徹底的に作り込むほうが結果につながります。まず1本書いて、必要な時間を測ってから計画を立ててください。
- Q4. Googleのアルゴリズム更新で順位が下がったらどうすればいいですか?
-
すぐに大きな変更をしないでください。更新直後は順位が不安定で、数週間かけて落ち着くことがあります。1ヶ月ほど様子を見たうえで、下がったページの内容が検索する人の役に立っているかを見直してください。小手先の対応を追いかけると、次の更新でまた振り出しに戻ります。
- Q5. AIの検索が増えていますが、SEO対策はまだ意味がありますか?
-
あります。検索結果にAIの要約が表示されるとクリックは減りますが、AIが参照する情報は検索の仕組みの上に乗っています。米国の調査機関の分析では、AIの要約が表示された検索でリンクがクリックされた割合は8%でした。表示されなかった場合は15%です。
出典:Pew Research Center「Google users are less likely to click on links when an AI summary appears in the results」(2025年7月公表)
https://www.pewresearch.org/short-reads/2025/07/22/google-users-are-less-likely-to-click-on-links-when-an-ai-summary-appears-in-the-results/流入は減る一方で、AIの回答に引用される道が生まれています。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/
まとめ|今週やる3つのこと
SEO対策は、一度に全部やる必要はありません。今週やることは3つです。
- 自社名以外の検索語で検索する — 「地域名+業種」で調べ、自社が何位に出るかを記録します
- Search Consoleが入っているかを確認する — 制作会社にメール1本で聞けます
- 社内で担当を決める — 自分か、事務の担当者か。月に何時間使えるかも決めておきます
この3つが終われば、次に何をすべきかが自然に見えてきます。逆に3つを飛ばして記事を書き始めると、3年前と同じことが起きます。
「何から手をつけるか」がこの記事で決まったら、次は自社の現在地を確かめる番です。
X-knockでは、Web専任がいない会社向けに「SEO対策 最初の1ヶ月チェックシート」を配布しています。本記事の5手順を、そのまま手を動かせる形にまとめたものです。
\ LLMO対策やSEO対策など業種問わず多くの実績があります!/



